ギフト
マスター&
マイスター

HOME












ロイヤルブルーベリーにたずさわるマスターとマイスターたちを紹介します。
この仕事に情熱を持ち、日々真剣に取り組んでいます。つくり手の顔がわかる
ロイヤルブルーベリーです。

 醸造マイスター

幻のロイヤルブルーベリーワインに、情熱を注いでいます。

 栃木県黒磯市に生まれた私は、子どもの頃から外で遊ぶのが大好きで、草花や生き物にとても興味がありました。高校生になってからも生物の授業が大好きで、特に植物の遺伝子組み換えなど、バイオテクノロジーの話にはわくわくしました。大学は絶対に農学部だと決めていました。
ところが受験の時期になると、植物だけでなく、研究が目覚しく発展している微生物の分野にも興味が湧き、高校の担任の勧めもあって、東京農業大学の醸造学科に進学しました。
大学3年の学外学習で、栃木県烏山町の島崎酒造に2週間泊まり込み、酒造りを体験しました。伝統的な技術・手法で、いまだに酒造りが行われていることにすごく興味をもちました。

就職活動は食品会社を志望して、大手メーカーの説明会や工場見学に参加しました。でも工場で大量に生産される食品を見て、私はちょっと疑問を感じました。原料にこだわる会社もありましたが、それも海外の契約農場から来るものをそのまま使うだけ。
そんなときに、那須のムロイカンパニーの就職説明会に参加しました。「661ストリート」のファッショナブルな感覚やバラエティに富んだ雑貨の存在は知っていましたが、この会社が食にこだわっていることなど、それまでまったく知りませんでした。
自分たちの手でブルーベリーを育てたり、自信を持って人に薦められる食品をつくっていこうという姿勢に興味をもちました。
そして働き始めたのです。はじめはカントリー雑貨を担当し、つぎにオリジナル食品と地元の産品を扱う「ファーマーズ・バスケット」を担当、そして昨年の夏に念願かなってリカーショップ「ローハイド」の担当になりました。
ちょうどブルーベリーが3年目を迎えて本格的に収穫できる年になっていました。8月の終わりに収穫した220Kg のブルーベリーを地元の酒造メーカーに持ち込んで、ブルーベリーワインづくりがスタートしました。
私はワイン醸造の知識はありましたが、実際に自分の手でワインをつくるのははじめての経験。それも原料はブドウではなく、ブルーベリーです。
まずブルーベリーの糖度を計ってみたら11.4しかない。ブドウに比べると格段に低い。糖分はアルコール発酵の原料だから、糖度が低いということは美味しいお酒にならないかも知れない。そのうえブルーベリーは酸味もかなり強い。私は不安だらけになりました。
でも、純粋にブルーベリーだけでワインをつくる。そのテーマが私を救ってくれました。つくってまずければ仕方ない。樽の中のブルーベリーを足でつぶしながら私は思いました。つぶしたブルーベリーはタンクに入れ、祈るような気持ちで酵母を入れました。
2日後、タンクを開けるとブルーベリーの酸っぱい香りと一緒に、アルコール独特の匂いがしました。成功でした。発酵さえ始まれば、何とかワインになると、一安心。
その後、粒を残したまま発酵を続け、ワイン独特の色素であるタンニンが出たところで粒を取り除きました。それから液体だけで発酵を進め、順調に1ヶ月が過ぎました。
私のブルーベリーワインは自分でも驚くほどの出来映えでした。
昨年は500mlの瓶にして380本しか出荷できず、それも瞬く間に売れてしまったので、幻のワインなどと言われていますが、今年はもっと大勢の方に味わっていただけるよう努力します。

醸造マイスター
   
Copyright (C) NasuRoyalBlueBerry All right's reserved.