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ロイヤルブルーベリーにたずさわるマスターとマイスターたちを紹介します。
この仕事に情熱を持ち、日々真剣に取り組んでいます。つくり手の顔がわかる
ロイヤルブルーベリーです。


 キュイジーヌ・マイスター

旬の素材がもつ「うまさ」を、いろいろなかたちでお楽しみください。

 私は昭和47年に京都府の田辺町という町で生まれました。お茶で有名な宇治市の隣にある町で、木津川という大きな川が流れています。田んぼと畑が多く、少し那須に似たところがあります。この町で高校を卒業するまで育ちました。
私の父は他界し、京都には母がひとりで住んでいます。兄は神奈川にいて、私は今年、栃木に来たばかりです。
私が料理の道に進むきっかけは、高校時代のアルバイトでした。民芸茶屋で給仕のアルバイトをしていましたが、調理場の手が足りなくなり、調理係にまわりました。そこで、魚のおろし方や、巻き寿司のつくり方、野菜の飾り切り、寿司の握り方などを教えてもらい、料理の楽しさを知りました。このことがきっかけで、いろいろなお店を食べ歩くようになり、「調理師になる」と決め、高校卒業後に辻調理師専門学校に入りました。

この学校にはフランス校があり、本場のフランス料理が学べて、毎日食べられるのにあこがれて、フランス校3ヶ月コースを受講しました。短い期間でしたが、とても貴重な経験をしました。初めて見る食材や調理法、日本にある野菜でも味が違ったり、水の質の違いを経験したり、広大なぶどう畑を見たり、ワイナリーの地下で試飲したり。料理以外でもたくさんの刺激を受けました。古い街並や田園の風景は、ほんとうに時間がゆっくり流れているようでした。
こうした体験が、いまの自分の「料理人」としての原点みたいなものになったんだと感じます。
私が調理師としての技術を教えていただいた店は2店あります。
初めて働いた店は、奈良県にあるレストラン「ら・麦」です。
郊外にある店で、地元の常連のお客様が多い店でした。イタリアの古典的な料理なども出す店で、自分が学生のころ食べ歩いた店の中では、いちばん美味しい店でした。ここで、野菜の切り方や魚のさばき方などを基本から教えていただきました。
もう1店は、名古屋の栄にある「ラ・マーノ・ディ・カトウ」です。
いまの自分があるのは、この店のオーナー加藤氏のお陰だと思っています。自分にも他人にも大変厳しい方ですが、調理の技術だけでなく、お客様や料理に対する気遣い・心配りなど、大切なことをたくさん学びました。
そしていまは室井社長から誘われ、那須にやってきました。契約農家から入る無農薬野菜や、自分たちのガーデンでつくったハーブや野菜、地元の肉や川魚など、新鮮な旬の食材を使ったスローフードのレストランをつくりたいというお話をいただいたからです。とても贅沢で最高の環境だと思いました。移りゆく四季の中で、旬の素材がもつ「うまさ」を、いろいろなかたちで楽しんでいただけるよう日々がんばっています。まだ半人前の私ですが、オープンしたばかりの「ランポーネ」と一緒に成長していきたいと思っています。


キュイジーヌ・マイスター
ランポーネ料理長

   
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